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本柘(ほんつげ)鹿児島産の印材
本柘(ほんつげ)鹿児島県産
昔は伊豆七島の中の御蔵島の本柘が大変良質で、クシ・将棋の駒・そろばんなどの材料として使用されていましたが、現在はまったく産出されていません。現在使われているものは、鹿児島県の薩摩柘で、植林によって計画的に産出されているものです。
柘に似た材料でタイのシャム柘といわれる材料もありますが、アカネという木のことで、本来の柘より硬さがなく、耐久性も落ちます。
辻村で取り扱う「柘(つげ)」の印材はすべて、鹿児島県の薩摩柘を使用しております。成長が遅く、目がしっかり詰まった本柘は非常に硬いのが特長です。
古くから日本で広く親しまれてきた本柘は、あたたかい木の温もりが感じられ、万人に好まれる印材です。